50代後半になって、自分の生活を豊かにするため、また、後悔しないために、
月3~4本の昔の映画を観ることを始めた。
いわゆる名作と言われる映画、テーマ音楽は知っているのに観たことない映画など、
これを観ないで死んでもいいのか?と思う映画をツタヤで借りるだけなのだが、
1年間続けた感想は、小さい画面で観ることになったとしても観たほうがいい。ということだ。
人間を扱ったいろいろなテーマを知らないより知っていた方がいいし、その映画を製作した時代を知ることにもなった。
たとえば、今はウクライナとロシアの戦争が実際に起こっているので、思い立って戦争を扱った作品を
いくつか観てみた。
フルメタルジャケット、アメリカンスナイパー、ウィンストン・チャーチル、シンドラーのリスト、
ディアハンター、ダンケルク 等。
戦争の狂気、非道さ、巻き込まれていく人間の悲しさなど、きれいに切り取ったものだとしても、観ているのがつらくなってくる。
歴史を知る手がかりにもなるし、戦争が人間をどう変えてしまうのか?問いかけてくる。
この中でもう一度観たいと思うのは、フルメタルジャケットとディアハンター。
ベトナム戦争を扱った作品だが、戦争に巻き込まれた若者の人生というか青春時代が描かれていてより悲しくなる。
だからといってすぐに社会や国際情勢に影響を与えたり意見を言ったりできるわけではないが、
映画の中の人間のテーマを抱いて残りの人生をより良く生きたいと思う。
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