”なぜFPになったのか?~ FP2級、AFPになって”
ことの始まりは2020年の11月。コロナで夫が在宅勤務になり半年あまりが過ぎた頃、
突然、夫が早期退職をして転職することになり、のほほんとお気楽に過ごしていた日常が不安を抱える日々に一変した。
最初にしたのは貯金や退職金も含めた全財産で、年金受給予定の65歳まで生活できるかどうか?を確認すること。
計算すると、月30万ならなんとかやって行けそうだということがわかった。
ひとまずはほっとしたが、よく考えれば全く安心できる貯蓄額ではない。
これまでは月平均で50万円は支出していた。
私は30年近く働いていないが、働くなり何かしなければいけないのではないか?と焦り始め、
すぐに思い浮かぶのは、ユーチューブに動画を投稿してみることだが、音楽を発表したい気持ちもありながら、結局、行動に移すことができなかった。
そんなわたしが今まで常にしていたこと、それがお金のことを考えること。
結婚してから専業主婦だった私がやっていたことといえば、
クレジットの引き落としが毎月滞りなくできるように残高を気にするくらいで、節約といえるようなことはやっていなかった。
しかし、夫の給与口座で毎月定額積立をしたり、ある程度まとまったお金ができたら定期預金にしたり、NISA口座でつみたて投資信託を買ったり、
貯金やお金のことを考えるのは好きで、家計簿も、自己流でノートに手書きで、5年くらいはつけていた。
それを見ていた夫から、資格を取るならファイナンシャルプランナーを目指してみたら?と言われ
今年の2月14日に初めて本屋でFP3級のテキストを手に取り、FP を目指すことにした。
ネットの情報も参考にしながら、5月の試験で3級を、9月の試験で2級を取った。
私が短い期間ながら、FP の勉強をしていて思ったことは、
国が決めたいろいろな制度が私たちの人生のいろんな場面で大きな影響を与える、ということ。
知っていた方がいいことがたくさんあり、
そしてその制度は毎年のように変わっていく。
コロナ禍を経て、この国が新しい資本主義と言う新たな国の形を目指している時に、
私はその行く末を見守りながら、FPの知識や考え方を活かして、より良い家計の管理方法や考え方を提案していくことができるのではないか?
また、国にも財政という収支があり、たとえば家計支援のために政策的に支出を増やしたりする。
これまで、国の財政赤字には無頓着でいたが、一国の家計である財政にもよりよい姿があるのではないか?
財政は、回り回って各家庭の家計にもつながっているのではないか?その様な視点で国の財政や財政政策も注視していきたいと思うようになった。
まだ考え始めたばかりで、いろいろ勉強しなければいけないことがたくさんあるが、
新しい資本主義という国の全体像があらわれてくるのはすぐではなく、数年先からだと思われる。
今から10年後に何かまとまった考えや提案を発信できるように、これから勉強をしつつここにその都度思ったことを書いていけたらと思う。
まずはブログで、自分の経験や考えなどを発信していきたい。
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